なんごく日和*

びっくりするくらいダメなアラサー主婦です。

コード・ブルーでの山Pさんに癒された事件

海外にいても日本と遜色ない生活を送っていると宣っているわたしですが

唯一違うのは、テレビめっちゃ見ています、というところ。

これはもう小学生以来のテレビフィーバーです。

しかし今期のドラマは食指動かず。

仲間内でも、見るドラマがない!と悲嘆の声が。

もうどうやって日々を過ごせばよいのか苦しい日々でした。

そんな中でもコード・ブルーS3は期待値高めで、「これだけはみようかなー」という友人たち。

むむむ

山Pさん出るし、医療ものだし、安定感ありそうと思うも、わし、コード・ブルーS1S2みたことないということに気づく。

そう、私は10代後半から20代のほぼすべての期間ドラマを数えるほどしか見ていなかったのだ。(たぶん中二病的な理由で)

もうシーズンものって、大学生のイツメン飲み会的なノリがあるから、途中から視聴できない敷居の高さがありませんか。

そんなこんなでなんやかんやコード・ブルーも捨てようと思っていたのです。

 

ところが、あまりにも見るドラマがなさすぎて、耐えきれずにS3再放送から視聴を始めたわたし。リアルタイムでは7話まで放送されていた時期でした。

 

うん。見れた。だって山Pさんかっこいい。何言ってるかわかんないけど。

そういうわけで今期ドラマの救世主として現れた山Pドラマ。

最終回の畳みかけるような回収展開はどうかと思うけれど、すごく心に残った山Pさんのセリフがあります。

「自分のせいで助からなかったなんて、思い上がりもいいところだ。医者は所詮助かる命しか救えない。助からない患者を神のように救うことはできない。」(聞き取れた分)

ちょっとこのセリフ、ありきたりでなんとなく使い古された感ありますが、今の自分を救ってくれました。

なーんで、死ってだれにでも訪れるのにその時はいつだかわからないんだろうねー。

ほんでもって受け入れ難い。自分がいままで考えていた「死」ってなんとなく老衰とか闘病生活の末の死だったんです。そして自分の周りの人はそうやって死んでいくと思っていました。突然の死ってほんとうに暴力的で一方的じゃないですか。そんなものに遭遇するのはなんて不幸なんだ、くらいは思っていました。

でも生きてたら常に死が裏側にあるんですよね。

死んでたら生きることはできないけれど、生きてたら死ぬことがあるんですよ。

アラサーにもなって感傷的で恥ずかしいですが…。

ま、何があってもわたしは貪欲に生きますけど。

 

そんなわけで適度に山Pさんの胸筋と比嘉愛未ちゃんのうつくしさを楽しめたドラマでした。

ある程度の割り切りが必要

 

日本に拠点があるわたしがこの南国で生活していくにあたって、かなり色々な気持ちを割り切らないといけないなって思っています。

髪の毛も肌も傷む、はもちろん、わたしが好きなものはなんでも日本にあるし、これが手に入れられない。

日本にいる大切な人に今すぐ会いに行きたい!って思っても気軽にすぐに会えない。

時間の流れが違うのか生活基盤が変わったからか、友達と話が合わなくなってきた。この歳で仕事が波に乗ってる同期たち。とかとか。

 

まあ、仕事とか友達は正直いとも容易く割り切れるんだけど

この頃は年取ったせいか、なーんか親とか気になっちゃう。

一時帰国すると、うちの親年取ったーって実感する。

わたしがいない時に何かあったらやだなーとか、余計な心配かけてるんだろうなーとかもやもやもんもん。

 

こんなこと思うことにも理由がありまして。

心の整理ができないままに日本を離れましたが、こちらに帰ってきてからももんもんもんもん…

友達に会う気にもならず、引きこもりがち…

うまく記事にしたいけれど今はまだ文字にするのが怖いので、まだしばらく時間がかかりそうです。

 

 

 

 

 

 

自称ダメ人間

わたしは自称ダメ人間です。

心のどこかでは、ダメでない自分をちょっと謙遜することで逆に光っちゃうわたし♡的な、本質的にはダメでないわたしがいると思っています。

当たり前だよね。社会人もソツなくこなしてたし。

 

だから、どんなに自堕落な生活を送っていても、「きゃっ♡こんなこともできちゃうわたし、すごい♡」くらいに思っていました。

 

しかしこの頃、夫と過ごしていると、もう自分が本当に人間として何かが欠けているんじゃないかと、本当にダメな人間なんじゃないかと、勘違い(そう、勘違いだとおもいたい)しそうになります。

 

連休は家に引きこもるとか、風呂に入らないとか、気分が乗らなければラインは敢えて既読もつけないとか、24時間耐久ゲームとかそういうことではなく

 

○お金を計画的に使う

○重要なものをまとめておく

○遅刻しない

○優先事項を見分ける

とか、こういう何か大人として大事なやつです。

 

ひとって何かしら得手不得手があると思います。

得手は別にいいとして、この不得手に様々折り合いをつけてみなさん日々生活してると思うのですが…。

私にとっての不得手は社会生活を送る上で結構大事な部分なので、かなり毎日疲弊しながら生きています。

そう、しかし、私は自分が苦手なことに対して、試行錯誤で対処できるんです。

だから割と自分で自分に自信持ってます。

 

そうやって一つ一つ、自分の中で折り合いつけて生きている私ですが、もうね、夫のマメさに自信喪失しそうです。

旅行のパッキングひとつとっても、天才かよ…羨ましい…くそぅっっ!となる。

いや、別になんてことはない、個別の袋を用途別に使い分けるとかですよ。

個別に分けるのとかマジめんどいって思っていたのですが、明らかに彼の方が使いやすそうなわけですよ。

もうね、適応力は高いから、わたし。

こそっと真似してますけどね。

あーくやしい。

 

以前は職場で、よく、この人のこういうの真似しようって思ってましたけど刺激がなさすぎて、ついに夫にコンプレックスを刺激される始末。

能動的になろう!…明日から( ´_ゝ`)

日々、成長ですね。

それでは休日出勤の夫を尻目にゲームします。

 

 

 

 

わたしが選んだ人

こんにちは。

まだまだめげずに記事を書きたい私です。

 

表題「わたしが選んだ人」。すばり自分の夫の話です。

 

わたしはつい最近まで、夫のことを人がいいだけの、優柔不断な人間だと思っていました。唯一の美点が寛大さかなぁ、と。

 

日本でも海外でも、どこかのお店に入るときは必ずわたしに先陣を切らせるし、旅行もなにも計画しないし、その他もろもろ言いっ放しで実行しない、そのくせ金には厳しくて、買い物もほとんどしない。まあ、こんなわたしと結婚生活してくれたからかなり寛大なんやろなと思ってました。

 

しかしながら海外生活をするなかで、彼のことを誤解していたと反省しました。

 

 

1、観察力

人をよくみてる

その人が喜ぶ言葉、行動を見ぬく。

妻には絶対に発動しない。

 

2、押しの強さ

海外生活では必須なのかも。

相手が誰であろうと(大使館職員に対してもw)ポイントポイントでかなり押して行く。

妻には時々発動する。

 

3、耳がいい

耳がいいということは、言語能力が高い。羨ましい。

ただし妻の言葉には感度が低くなりがち。

 

4、器が黒部ダムレベル

とにかく、最初に他人を貶さない。

そして慌てない。あせらない。

妻にはいつも発動。

 

 

と、まあ、海外生活をはじめてからこんだけの美点を発見しました。

日本にいた頃は彼にイライラしていたのが、この頃はめっきり感心してばかりなのです。彼のこの美点は決して美徳ということではありません。ただ、生きる力としてはかなり頼もしいのです。

駐在員として仕事をして行くなかで身につけたわけではなさそうなので、たぶんわたしが出会ったころもこういう彼の性質を目にしていたはずです。しかし、未熟なわたしは価値を見いだせなかったようです。というか、日本の日常生活ではあまり必要ないんですね。

 

ところが海外生活をしていると、しばしば、〝日本人らしくない″言動が求められるわけです。

そんなときに、不器用人間なわたしは対応に窮してしまうことがしばしば。

対して夫の対応を見ていると感心してしまうばかり。

慌てずに、耳がいいので相手の言葉を、よーく聞いて、グイグイ押して行くんですよ。ほへー見事。キャンキャン吠えるわたしとは大違い。

 

「いやいや、駐在員なんだから当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、そういうわけでもないのです。

実に様々な駐在員さんいらっしゃいますので…。

 

まあ、まあ、とにかく。

なるほどなあと、所変われば品変わる、こういうことなのか!と。

夫婦関係は十人十色、わたしたち夫婦の色がようやく見えはじめたような??

そして、はじめて自分の意志で選んだといっても過言ではない、この選択が結構いい線いってるんじゃないか、とおもいはじめています。

やはり、海外生活をしてよかった、と思うばかりです。

 

はいはい、のろけのろけ。

 

駐妻ブログの残骸が多い件

赴任前は頻繁に、駐在している方のブログをチェックしまくっていましたが、圧倒的多数が尻つぼみのまま更新が止まっているものでした。

年単位で続いている、もしくは本帰国まで続けていたブログはほんの一握り。

ヒットするたびに、ブログ更新する暇もなく楽しくなるのかなあ、と思っていましたが…実際に駐在してわかりました。

 

書けることがなくなる、ということに。

 

とにかく日本人は日本人が大好きなので、ブログチェックが半端じゃない。

以前の記事↓

mango3.hatenablog.com

でも書きましたが、思った以上にSNSは現地の日本人にチェックされています。

ですので、自然と「この話題は書いてよいものか…」「これを書いたら身バレする…??」などなど、考えれば考えるほど何も更新できなくなり、そのままフェードアウト、もしくはただの無難なグルメブログとなるわけです。

正直、住んでる人間からしたらプールの画像ひとつでどこのアパートに住んでいるかわかるわけです。別にわたしが特殊な性癖を持っているわけではなく、日本人が住んでいるアパートって限られているので、お友達の部屋に遊びに行くとかバザーででかけるとかで覚えてしまうものなのです。

そしてそうすると旦那様の勤務会社の予想も…。(ちょっとこれは下衆い。)

反対にすべてをさらけ出して人気のブロガーになって駐在生活を終える、という幸せな奥さまもいらっしゃいます。このアゲアゲ感はほんとうにうらやましいです。

 

そんなわけでこのブログも1年以上更新が止まったら察してください。

いつのことだか思い出してごらん

…もう、何もおもいだせないよぉぉぉぉぉ

 

今日もおうちで楽しくすごしています。

「え?うそ?まじ?1人お家で何をやっているの??」と時々言われます。

 

いや、その質問失礼すぎない?と思うのは私だけですか。

みんながみんな毎日おしゃれカフェに行きたいわけじゃないのです。

世の中には外でストレス発散できる人もいれば、お家の中でストレス発散できる人(わたし)もいるのです。

予定がある日、起きた瞬間から「お家に帰りたい」と思う人(わたし)もいるのです。

しかし、決して他人が嫌いなわけでも、お出かけが嫌いなわけでもないのです。

とにかく「お家がノンストレスサンクチュアリ」なのです。

 

わたしは16歳のころから一人暮らし的なものをしてきました。

青春期も早々に「自分の好きにしていいで!」という空間を与えられたわたし。

親の趣味の介入もなし。ふうむう。田舎の中学生にはレヴェルたかいぜ?

ネット黎明期、残念ながら大した情報もないものですから、気づくと男子大学生みたいな部屋になりました。実用性が賄われていればもう、デザインとかもうどうでもいいや的な。ニトリもイケアも無印も遠かったんだぜ?ってか、イケアなかったやん。

ここで少しでもインテリヤ(?ア?…もはやそこすら泣)に興味をもてばよかった…。

ここで少しでもデザインに興味をもてばよかった…。

そんなこんなで花の女子大生になっても、一向に男子大学生くささが抜けない部屋に住み続け、元男子大学生の夫と結婚、気づくと海外進出してました。

現在いちおうオシャンな内装の部屋借りたのに男子大学生×2のセンスの部屋になっています。泣きたい。

そして自分ではオシャンと考えていたけれど、もしかしてこの内装はオシャレじゃないのでは!?とも思い始めてきました。

 

まま、とにかく客観視点でいくと「うん、びみょー!」なこの部屋も、私視点ではとてつもなく快適なのです。

 

快適理由1【部屋の広さ】

2歩もあるけばほしいものに手が届く。

某なんごくのくせに、日本みたいな広さ。

 

快適理由2【充実のテレビ環境】

テレビがおおきめ。(SHARP製だけど)

ゲームやブルーレイをみるときに最高に盛り上がる。

 

快適理由3【充実の蔵書類w】

漫画、活字、写真集、DVD、録画データ、全て一緒に引っ越してきた。

船便の1/3はこれ。

いろいろ考えに考え、自分のお気に入りを持ってきたため、見栄えはものすごく悪い。(オシャレ感0)

 

快適理由4【デリバリーの充実】

なんでもデリバリーできる。

配送料はかかるものの、これはすごくらくちん~。

それこそ、本当のおうちカフェが可能。

 

あとは、アパートのファシリティーとしてプールがあって日向ぼっこ(っていうか丸焼き)できたりもありますが、時々しか使わないのでやはり部屋の快適度が重要かも。

もちろんナカのことだけでなく、子供が少ないアパート(これ、本当に重要(;_;))、フロアの部屋数などなどソト条件も含め快適への飽くなき探求は続いています。ま、あと半年以上はこの部屋に住むのですが、次の引っ越し先も快適度高めのところを見つけるぞ、と息巻いています。

 

海外生活関係ないとおもわれるかもですが、これもストレスをためないための自分なりの方法です。