船便を準備した件(2016.08ver)
2018年の私からの追記あり(先に読んでもらえると助かります)
さあ、いろいろすっとばしましたがさっそく船便の準備をしていきます。
これが結構気を使って大変だった。
私の船便つれづれを参考にしていただければと思います。
ここの南国は基本的に船便は家族で1回しか送れません。(2016年8月現在)
引っ越し会社によっては、あの手この手で2回送れるそうですが、まあ、基本1回です。
(参考までに…先行して旅立った駐在員は手荷物&航空便(約100㌔分)で身の回りの物を持参していきました。また、赴任した1か月後には私が足りない荷物をかかえて現地下見に行く予定でした。)
んで、まずは船便で何を送るのか。
①重いもの
②電化製品
③食料
これを基本軸に引っ越し会社の資料も参考にがんがん荷造りしていきました。
いま、「がんがん荷造り」と書きましたが、実際はまったく荷づくってません。
引っ越し会社がぜーんぶ綺麗に段ボールに詰めてくれたので持っていくものを明確にしておくだけでオッケーでした。
ちなみに、ここですごく悩んだのは、洋服をどうするか。
最初は船便に服も詰め込む気でいたのですが、とあるブログを読んでいると
やれ、バルサンを焚いてから荷解きするーだの、見たことない虫がいただの、テンション下がる記述を見つけた結果、私は船便で洋服を送ることをやめました。
下見での訪問時と手荷物、航空便でもっていくことにし、船便には極力布製品は入れませんでした。
次に悩んだのが③食料。
東日本大震災以降、食料の持ち込みが厳しいと引っ越し会社の人が言っていました(2回目)。
この南国が赴任国でよかったわい。と思いつつも、日本のコメに対していやに厳しくなっている状況を考えると、少しびくびくしていました。
まあ、引っ越し会社の人がうまくやってくれるので全く問題ないのですが、料理酒やみりん、お酢、醤油、味噌のような現地でも買えるけど高いっちゅーものは必ず入れておきましょう。
わすれがちですが、マヨネーズ、ソースも買っておいて損はなし。
まずは使い慣れたもので料理できるように準備しておくことが大切です。これからの長い駐在生活、いくらでも現地の物を買えますので。。嫌でもね。。。。
また、お菓子作りをする人は、薄力粉、強力粉、グラニュー糖、ドライイースト、バニラエッセンスあたりは入れておいて正解です。
もちろん現地にも売っているけれど、赴任当初は買い物に行くのがまず大変です。
気分転換にいますぐシフォンケーキが作りたい!となったときのためにとりあえず持っていこう。
ちなみに、まだスーパーでみつけていないのが「スルメイカ」。はあ。
そんなわけで最終的には、たいていの食料は船便で送れる事がわかり、臆することなくがんがん持っていきました。
②電化製品は、空気清浄機やゲーム類です。
ここに住むなら空気清浄機はマストだよ~と言われて、ダイキンのくっそ高いやつ買いました。しかし、まあ、実際は、外の空気というよりは、部屋の中の新建材による空気汚染のほうが心配です。まじくせえ。
で、日本の電化製品を使うには変圧器が必要。これは海外に今から向かう皆さんにとっては常識だと思いますのでいまさら書く必要もないことですが・・・
私は、今は3000Aの変圧器を日本で買って来ればよかったなあと思っています。
というのもホットプレートを使う時には3000必要なんですよね。家に1台あると便利だと思うのです。
たいていの電化製品は変圧器を挟めば使用できますので部屋の広さに余裕があれば持っていったほうがいいです。
なんなら冷蔵庫は2つあってもよいくらいです。
というのも、割とこの南国の駐在のご家庭は「買いだめ」をします。これは自由に出歩くことが困難だからなのですが、この買いだめた食料や水を入れるのに日本で買った大き目の冷蔵庫を使いたい!という方もいるみたいです。
前々から駐在がわかっていたわけでない場合は、新品同様の冷蔵庫やテレビを手放したくなくて持参される方もいます。
いずれにしても、基本は変圧器が必要ですので、そこはお忘れなく。また、変圧器をはさんでも壊れる場合もありますので、そこはもうあきらめるしかない。
今のところ、私はPS4やWiiU、ミキサーや泡立て器、タコ焼き器、ドルチェグストなど持ってきた日本の電化製品は変圧器を通して壊れることなく使えています。
(意外に、タコ焼き器って駐在員みんな持ってるんですよねww)
また唯一買い換えた電化製品は「ドライヤー」「コテ」です。これは海外兼用のものに買い換えました。
ちなみに、ゲームは日本で設定を完了しておくことをお勧めします。そうすれば、Wi-Fi設定だけで済むので、とっても楽ちんです。
①重いものは、ずばりシャンプーや洗剤類です。
酸素系の漂白剤やキッチンハイターはとっても便利なので持ってきたほうがいいよ!とアドバイスされていたので、購入。
この南国は水が汚いので、気が向いたら食器類はキッチンハイターにつけつけします。
また、お洋服もクリーニングを基本信用していませんので、すべてお家で洗濯できるように「エマール」的なものを持っていきました。
さらに言えば、部屋干しが基本なので、それ用の洗剤があると便利です。特に、うちは乾燥機を入れてもらえなかったので…
水の質が違うので、日本の洗剤では落ちないのでは?と時々思いますが、まだ違いがわかりません。泡は立たないけど、襟首を手洗いすると綺麗に落ちていますんで問題ないんじゃないかなあって思いますけど。
今後、必要であればローカル洗剤を買うことになるの…かなあ。
あとは、おそうじ洗剤も持っていきました。
ここはコバエがやたら出てくるので、それ対策ようのものもがっつり買いました。
ホームセンターでコバエ取りグッツ大量買いしてたらおっさんに凝視されたんだよなあ。
「どんだけ買うんがねー!!」って顔でね。
虫よけ関連グッツもたくさん買いました。スプレータイプではなく、液体のものが扱いやすいのでぜひ液体を選んでください!海外でも虫よけは買えますが、ジャングルに行くとき以外は日本のものでも十分対応できると感じています。
このあいだ、ためしてガッテンでもやってましたが、足の裏を綺麗にふくと刺されにくくなるという。
ただ、シンガポールでジカ熱が流行しています。日本でも問題になるのはそう遠くないと思いますので、みなさん自衛!自衛!
そして、最後にこれだけは持ってきたほうがいい!というもの。
ずばり、収納グッツ。
皆さんが住むお家が決まっていれば、駐在員に頼む、もしくは下見に行って、ありとあらゆる棚の大きさを測っておきましょう。
そしてニトリや100均、通販ありとあらゆる手段を使って、収納グッツをそろえましょう。
海外のアパートは家具備え付けの場合も多いです。
これに合う収納グッツを海外で探すのは、結構めんどくさい。
日本であれば、ぽちぽちっとインターネットで検索でホイ!ができますが、場所によってはアマゾンないし、通販ないし。思い返してみれば、日本での買い物ってネットありきだったんだなあとしみじみしちゃいます。
なので、この収納グッツをできる限り日本で集めて、もってきてください。
荷物の片づけのスムーズさが3割アップします。
赴任前は、この収納グッツの買い物だけで週末をつぶしていました。
おかげでクローゼットにも棚にもピッタリな収納グッツを見つけることができて、快適な駐在生活を送っています。(収納に関しては、ね。。。)
ちなみに、この収納のための除湿剤や防虫剤も買いました。
長々と書きましたが、これ以外にも、本やDVD、少しの食器なども送りました。
食器や調理器具も、備え付けの場合があるので確認が必要です。ただし、お茶碗や汁椀などはもちろんありませんので、それだけは持っていくことをお勧めします。
女子にとっては大切な生理用品も、まずは3か月分くらいはもって行っても良いと思います。
現地にももちろん売っていますが、慣れない環境ではどのようなトラブルが起こるかわかりません。念には念を入れておきましょう。
とにかく重くてかさばるものはすべて船便にぶち込みましょう。
それ以外のものはたいてい手荷物で何とかなります。
そして、荷造りについては大抵の引っ越し会社は梱包をすべてやってくれますので、安心してください。まじで。
船便発送当日は床の上に荷物を並べておくだけで大丈夫。じっと見守っていましょう。
私は、「赴任してから3か月の生活」を想像しながら準備しました。
まず、3か月で必要なものは何か。これだけあれば3か月生活できる。これを意識しました。
また、駐在員(夫)がすでに4か月ほど生活していたので、どんなものが必要なのかを聞き出して持参しました。これは人によってもさまざまだと思います。駐在員は忙しい生活を送っていますので、負担にならない程度に船便準備に協力してもらいましょう。(最終的には「こっちには何でもある」と言われてしまいましたが。)
8月はじめに約4時間かけて梱包し(引っ越し会社の人は一人で全部梱包していた。)、送った船便は3週間で着きました。
そして無事に私が赴任した日に我が家にやってきました。
総数は38箱。だいたい5㎥だったそうです。(船便は容積が大切)
壊れていたり、なくなったものも一切ありませんでした。
虫については正直よくわからなくて、荷解きにバルサンも焚きませんでした。
たくさんあるなああああと思いましたが、一瞬で荷解きは終わり、準備のときの苦労はなんだったのという感じです。
まあ、それにしても、収納グッツは買っておいて正解だったわ~