時間厳守という概念
久しぶりに困った話。
私の住んでいる南国ではエアコン清掃がとても大切です。
天井が高いので自分で清掃できないですし、エアコンを365日使用しているので
故障リスク回避のためにも2~3か月に1回は業者を呼びます。
そんなわけで先日、業者を呼んだわけですが待てど暮らせど全然来ない。
レセプションにも連絡して何度も催促するも、約束の日には結局清掃してもらえず。
後日リスケしてまた予約をしたのですが、やっぱりこない!!
あさの10時に来るはずが、来ないこないこない…
そこでもう一度レセプションに連絡したところ、13時半に業者行かせます!とのこと。
仏の顔三度まで、といいますが、特に仏でもない私はちょっといらいら…
そんなこんなで昼ごはんも済ませまたトイレにも気を使いながら待っていましたが、案の定13時半を過ぎてもこない…。
もう今日も来ないのかなあと思っていたその時、廊下を誰かが歩く音。
ガラガラガラと台車の音も!!
ノゾキアナから確認すると、いつものエアコン清掃おじさんでした。
やっと来た!!と思い、チャイムが押されるのをまっていたら…あれ??
お向かいの部屋のチャイムを押してます。
むむむ?
いや、そこ、だれも住んでないけれども…。
何度もチャイムを押しているようだが、いや、だれも住んでないからもちろん応答なし。
どうしようどうしよう。私の部屋に来る予定のはず…どうしよう話しかけるか…という一瞬の葛藤はありましたが、もう待ちくたびれていた私は、もう一度ノゾキアナからおじさんの存在を確認するやいなや速攻自分の家のドアを開けて、
「すいませぇえええええええん!たぶん、クリーニングうち!!」とおじさんに声をかけました。割と大きい声で。
けれどもおじさんは「え?予約と部屋番号がちがうもん!」と食い下がる!
負けない!!こっちは何日待ちぼうけくらってると思ってるんだ!絶対にこのおじさんをはなすものか!という気持ちなわけです。
おじさんが困ったように、スマホの画面でこういうメールがきたんだよ~とみせるが、確かに向かいの部屋番号でお願いされてる…。
仮に本当に向かいの部屋のクリーニングしにきたとしても、絶対にこのおじさんに今日やってもらう!!と勝手に心に決めて必死に、絶対私の家、絶対絶対!!と連呼。
わたしの言い分に耳を傾けてくれたおじさん、一応確認してくれることに。
そして、やっぱりおじさんには私の家の番号が間違って伝わっていたみたいでした。
そりゃ来ないよ。
そしてそこだれも住んでないもん、おじさん、何回も来たのかなあ…。ちょっとかわいそうと思い、イライラも消えました。
ようやく無事にエアコン清掃が終わるころには、すでに夕方…。
今日も無事になにもせずに一日が終わってしましました。
こういうことはこの国では日常茶飯事で、わりとあるあるに分類されるんですが、
本当に予約とか約束の時間は守られません。
今回は特殊な感じでしたが…。
日本ではこんなことないし;つД`)とか、ほかの先進国ではきっとないんだろうなあ羨とか思っていたのですが、先日アメリカ駐在の方のブログを拝見したところ同じようなトラブル抱えててちょっとこころ穏やかに。
どこ行ってもおんなじなんだ!とこころ穏やかに。
日本がレアなんだ!とこころ穏やかに。
こころ穏やかになったところでビールでも飲もうかと思います。ははは。