火垂るの墓という作品に感じること
火垂るの墓、実に5年ぶりに鑑賞。
ネット界隈、清太は社会性がないとか、もっと愛想よくしろとか言われてますが…ほんとこういうこと言う人って生まれながらの大人なんですよ。中世人間なんですよ。
子供なんて、短絡的で、視野狭くて、融通効かなくて、なーーーーんもわかんないんですよ。まじやばい。
だから清太は、西宮のおばさんと仲良くできないし、家を出ていくし、何も知らないまま過ごして死んでいくんです。
残酷だと思いませんか?
だから子供は大人が守ってあげなきゃいけないんです。
だから教育が必要なんです。
戦争になれば、非常時になれば、子供は大人になれるの?
ちがくない?
もちろんアニメ作品なのでデフォルメされているのはわかりますが、大なり小なり守られるべき子供が守られない状況ってたくさんあったはず。
大人になって初めて分かる残酷さ。
せっかく21世紀なんだし、もう中世に戻りたくないよぉー
亡くなった祖父はソ連抑留されてました。そして兄弟も戦争で亡くしています。
彼が戦時中や、戦地ましてやソ連抑留の話をすることはほとんどありませんでした。
それでも聞けた一部分に、沢山の闇があったこと、忘れません。