なんごく日和*

びっくりするくらいダメなアラサー主婦です。

人を成長させるものはなにか?

今週のお題「表彰状」

 

体調不良で家から一歩も出る気にならないので(正確には元気でも外に出る気はないが)

ここぞとばかりに更新します。

 

 

大学受験の時、親には「受かっちまえばこっちのもん!」とよく言われました。

たとえ小指第一関節分でも引っかかって受かってればあとはどーーーーにでもなるんだって。

その集団にまず入り込めなきゃ何も始まらないぞ、と。

いま、そのことを振り返ると納得半分、「やっぱ残酷だぜ」が半分になります。

鶏口となるも牛後となるなかれ…。こんな言葉もあるじゃないのパピー&マミー。

 

で、そうそう「人を成長させるものはなにか?」です。

この頃ネットで話題になっているこの言葉

togetter.com

という一方で根強い「失敗が人を成長させる」論。

 

私はいつもいつも極端を嫌いますのでw

どちらも嫌いです。

 

過度の失敗は人を卑屈にさせるし、過度の成功は人を増長させます。(キリッ

けれどのその具合は人によります!(キリッ

 

 

ほんと世の中には、「えーーーーー!?こんなことで自信なくすのぉぉぉ」ってひとや

「は?なにがそんなにすごいの?」ってひといますよねぇ…

 

でも、そんな中でも頭一つ抜け出す人って「失敗を成功に方向に方向転換できる人」ですよね。

失敗なんて誰でもするけれど、それを立て直せるのはやっぱすげえ。

たんじゅんにすげえ。

 

一番最初にそれを思ったのは、高校1年生の部活の大会でのこと。

私の所属していた部活は運動部なのですが、試合は採点形式のものでした。

まさに一発勝負。インターハイ出場に向けてミスは許されません。

そんな大会で、 3年生の先輩が演技中に滑って転倒してしまいました。

しかし、とっさの機転で無事持ち直し、優勝。その後、インターハイでは入賞しました。

ま、圧倒的にうまかったっていうのもありますが、あの持ち直し方すごかったんです。

失敗しても優勝できるんだぁと知った私は、失敗しても大丈夫なくらい練習すればいいんだ!とひらめきました。(キリッ

それ以降、おかげさまで私も入賞常連になり、インターハイや選抜大会にも出場しそこそこな成績も残すことができました。

表彰式でみんなに拍手されると、本当にうれしいんです。

「1位だってー!すごいねー」って言われると、ますます練習しようって思うんです。

おかげさまで、調査書や自己推薦文にはあふれんばかりの経歴となりまして、大学の推薦も選びたい放題でした。

実家には何十枚も表彰状があります。ほんとに自分すごく頑張った。

 

うん、そこで、増長したよね。

 

お分かりのことと思いますが

過度の失敗は人を卑屈にさせるし、過度の成功は人を増長させます。(キリッ←これ、私ね!!!

 

 

すばらしい成功体験をしたにもかかわらず、成長できなかった私は、その失敗を軌道修正する能力もなかったよね。 

 ほんと努力もせずに、自分の実力以上を望んだ結果、失敗の連続で卑屈になったよね!

 

 

でもね!

人生、それでも生きていけんのよ!

不思議なことに呼吸できんのよ!お腹すくのよ!免疫は反応するのよ!

生き方間違ってるからって、前向いていないからって、増長してるからって、卑屈だからって、人間死なないの!自然には死なないの!

だから、自分の生き方には自信持つべき。

 

だけど、自信は失くしちゃったらまじやばいぞ。

 

自信を持つためには自分を知ることです。

私はこんなすぐに増長魔にさいなまれる女なんだ…

私はこんなすぐにへこんで卑屈になる女なんだ…

運動神経わるい…

なにも続かない…

勉強へたくそ…

 

うん。ほんと、わたし愛くるしいwww 

 

これ、大事。

表彰状はなんの役にも立ちませんよ。お金にもならないし。

別に、この競技でごはんが食べられるわけではないし。

けれども、この表彰状は私が私をしるためのきっかけをくれました。

こんな部活しないでもっともっとあーしてれば、こーしてれば…いろいろなこと思いましたが、この表彰状が私の数少ない成功体験であることは間違いないのです。

だから捨てずにとってあります。